V-strom650の初期タイヤを18,000km超えたあたりで交換して新たに履いたミシュランのアナキーＡＤＶ。
ワインディング、高速道路、オフロードと走ったので感想を書きます。



アドベンチャーバイクに人気のアナキーＡＤＶ。
不規則にかたどられたブロックタイヤ風パターンが特徴で見た目からはオン／オフのバランスが良さそうです。
アドベンチャーバイクの雰囲気を押し上げてくれるデザイン。




＜ワインディング＞
倒しこみは軽くて軽快。接地感とか粘りみたいなのはあんまり無い感じ。
V-strom650は倒しこみちょっとどっしりでバンク中は安定感あるのでアナキーＡＤＶだと丁度良くなって相性良い。
このトレッドパターンから見て受ける印象よりはずっと普通に走れちゃって気になる部分はありません。
ただし縦溝（グルービング）はかなり感触が悪い。

＜振動・騒音＞
ロードノイズは一般的なツーリングタイヤと比較したら結構うるさい。
コォォォォって感じの音。
おそらくオフロードタイヤと比べたらずっとマシなんでしょうけど。
それでも下道だとそんなに気になりません。
振動も下道だと全く気になりません。

＜高速道路＞
高速道路ではロードノイズが大きくなるけど同様にうるさくなる風切り音でほぼかき消されます。
最初こそ気になったけど慣れると別にって感じ。
レーンチェンジする際に目立つくらい。
ハンドルから伝わる振動はちょっと大きくなった気がしますが１時間以上走っても痺れが残る程ではなし。
特にストレスに感じる部分はありません。

＜オフロード＞
本格的なブロックタイヤと比べたら溝は狭いし浅いのでそんなにオフも行けるって感じはしませんが、
硬いフラットダートなら結構開けて走っても不安なし。
深砂利だと怖い（車体の重さもあって）けどオフ初心者の自分でもコケずに走れたので悪くないです。
トラコンレベル弱の場合、トラコン介入度合いが初期タイヤより少なくて済んでる気がします。
オフはその先に良い景色がある場合のみたまに走る程度の自分にはこれくらいで不満なし。

＜ウェット＞
幸いというかタイヤ履き替えてからはまだツーリングで雨にあってませんが、
雨上がりのまだ濡れた峠道を走った感想としては普通に走ってれば何も問題ないと思います。
嫌な感触は全くありませんでした。

＜総評＞
良い景色を求めてどんな道でも迷わず進みたいアドベンチャー乗りにとっては良いタイヤです。
舗装路オンリーでガンガン走りたい人には向かない（選択肢にも入らないだろうけど）けど、
攻めないツーリングライダーにとってはオフに行かずとも見た目で選んでしまっても後悔は少ないはず。
ライフも良いみたいだし万能ツーリングタイヤですね。



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