11月4日。
今回のツーリング最大の目的である佐賀インターナショナルバルーンフェスタを観るために2時起きで出発。
地元の友達と、急遽参加した友達の知り合いのオッチャンと3人で向かいます。
あんまり見ることのないVFR1200X
この方は他にも新旧カタナと何か忘れたけど更にもう1台乗ってると。
羨ましいな〜
夜が明け出したころにバルーン会場に到着。
めっちゃ朝早いのに人の数が凄い。
フライトは7時から。
辺りはどんどん明るくなっていきます。
スポンサーのホンダアシモバルーンが膨らんでました。
この時だけの臨時駅に電車が着きゾロゾロと人が増えていきます。
7時前になると河川敷にはギュウギュウの人集り。
思っていたより人多い。
栃木のバルーンフェスタとは格が違います。
ワクワクしながら待っていたんですが、少し風が強く吹いています。
天気は良いから何も心配してなかったけれど、場内のアナウンスで競技はキャンセルの声が・・・
え？
まじで？
みんな受け入れてられないのか良く聞こえてないのか動かないけど次第に状況を理解して引き返えしていきます。
最大の目的だったのになんと残念な。
バルーンフェスタは5日間開催されているので確実に観たいなら複数日観に行く予定でいないとダメだな。
この日は最終日なのでもう後はありません。
申し訳程度にかかる虹を見て会場を後に。
ま、僕らはツーリングのプランの一部だったので気を取り直して残りのたっぷりある時間を楽しむことにします。
という事で、先ずは祐徳稲荷へ。
三大稲荷に数えられる由緒ある神社。
少し派手めに装飾された朱色の社が綺麗。
そして清水寺みたいな作りで本殿は高い位置に。
階段が大変な人にはエレベーターもあります。
交通安全にご利益があるそうなので祈願しときます。
巫女さんが境内を掃除してました。
参拝者は他に居ない朝の神社を後にして、有明海を眺めながら島原へ。
途中、海の中に立つ鳥居を見に行きます。
この鳥居、満潮になると海に沈むそうです。
地面にはやたらと牡蠣の貝殻が溜まってました。
走ってると牡蠣焼きの看板を良く目にします。
まだ昼には早い。
諫早湾干拓堤防道路、通称雲仙多良シーラインの真っ直ぐな道で雲仙へ。
気持ちいい真っ直ぐな道。
多良岳と雲仙岳を結びます。
諫早湾をバッサリ分断しているのでギロチンロードとも呼ばれてるそうです。
物騒な名前。。。
風が強くて雲仙の方には雲がかかっていたけど近づいてみます。
仁田峠に着くと風は山で遮られて穏やか。
反対側から吹き付ける風が雲を生み、こちら側へと吹き降りてふわっと消えていきます。
ドライアイスみたい。
島原の向こうに天草が見えます。
後であっちに渡るとして、その前に雲仙地獄へ。
あちこちで立ち昇る煙を見ながら少し歩いて運動。
その後お昼は最年長だからとVFRのオッチャンが奢ってくれました。
口之津港から天草へフェリーで渡ります。
早起きしたので30分の船旅で昼寝タイム。
天草は結構大きな島なのでそんなに回ってる時間はありません。
なので倉岳神社という眺めの良い場所だけ目指します。
クネクネと狭い道を上っていくと・・・
とても眺めの良い場所にこじんまりと立つ小さな神社。
島々が並ぶ海に向かって立つ鳥居が絵になります。
先に女の子3人組が居てのんびりしてました。
学生っぽい可愛い子達だったけど駐車場に止まっていたのは軽バン。
軽バンで細い道を駆け上がって来たとは中々ワイルドな。
クチバシ3台の内2台とは九州本土へ渡った所でお別れ。
2人は下関へ帰り、僕は宿を取った熊本市街へ。
途中R57から綺麗な夕陽が見えたので立ち止まり。
雲仙の雲が減って山がよく見えるようになってました。
関東より30分遅い日の入りを最後まで眺めます。
あんまりのんびりしているとチェックイン時間に間に合わなくなっちゃうけど、最後にもう一つ寄り道。
長部田海床路。
海苔養殖業者用の桟橋で潮が満ちると海に消えてしまいます。
海の中へと続くような道と何気なく照らす街頭の灯りが非現実的で面白い。
この日のツーリングを終えて晩飯には熊本豚骨ラーメン。
焦がしニンニクがアクセントでコッテリ美味しかったです。
バルーンはとても残念だったけど、もう一つの目的である阿蘇の雲海を見るためにまたもや早寝早起き。
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