5月1日
この日は九州の南から徐々に雨雲が迫ってくる予報で鹿児島は9時くらいから降りだすらしい。
ということで、さっさと北上を開始します。
翌日は大雨なので、ここまで一緒に走ってきたなるさんは宿をとってる熊本へ向かって天気が良くなる3日まで熊本市街に籠り、そのあと長崎を目指すと一足早く出発していきました。
僕は宮崎へ行ってみたかったので、ここで別れます。
多分初となる宮崎。
僕が沖縄を除き踏み入れたことのない唯一の県。
といっても前日通過したえびの市は宮崎県だけと。
あ、観光したことが無いってことだと宮城も残ってるな。
宮繋がり、何故か今まで縁が無かった。
再びソロツーでスタートです。
ここまで来るときは海岸線をはしってきたので、今度は大隅半島の内側を走って宮崎へ向かいます。
走ってると牧場発見。
これは黒毛和牛かな?じゅるり
それからキャンプ場から見えていた風力発電所に寄ってみました。
見晴らしのいいところまで上ってこれました。
天気が良ければとても景色の良いところ。
薩摩半島の開聞岳も見えるんですが、この日は目を凝らしてうっすら見える程度でした。
大隅半島と薩摩半島の距離は結構近い。
農道を快適に走ってると、雄川の滝の案内板が目につきました。
そういえば前日走ってる時にも目に入って気になってたんだった。
向かう途中に渡った滝見橋なんて名前の橋からちょいと覗いてみる。
これが雄川の滝、何かで見たことがあります。
結構有名な滝ですよね。
知らなかったけど大河ドラマ西郷どんのオープニングで出てくるんですか?
真ん中に落差のある滝があって、周囲にチロチロと流れる白糸の滝が。
下にはエメラルドグリーンの美しい滝壺。
この小さな滝は崖の中から噴き出してるのでしょうか。
地下水が流れ込んでるから水がこんなに綺麗なのかな。
滝の上には水力発電所があって雨量の多い日には放水があり水が濁ってしまうそうです。
綺麗な滝壺を見たければ前日〜当日雨天の日は避けた方がいいみたい。
今回のツーリング、色々滝を見ることになったのですが、ここが一番良かったな。
往復して駐車場に戻ると軽く雨が降り出しました。
まだ本降りではないので降ったり止んだり。
ちょい急ぎ気味で宮崎の都井岬へ。
宮崎県南部にある都井岬は野生の馬が放されてるスポットです。
馬とバイク並べて写真撮るぞ!と期待して向かいます。
とは言うもののそう簡単に馬に近づけるのだろうか。
馬近くで見れなかったら無駄足だなぁ〜なんて心配もしながら、都井岬到着。
ゲートがあって200円払って入場します。
少し走ると・・・
馬いた!!
普通に道端にいました。
あまりの呆気なさ。
3気筒110馬力のバイクと
3頭3馬力の馬
並んで写真クリア♫
一応柵があって殆どの馬は柵の内側の丘にいるのですが、なんで道路にでて隅っこに狭く生えてる草を食ってんだろう。
近づいても平然としてるし、それどころか手前の馬はアクビ連発してました。
写真撮ってると、なんか変なのが来ました。
原付乗って棒を振り回し怒鳴り散らしながら近づいてくる爺さん。
「まぁ〜た出てきて!あっち行けコラァ〜!」
みたいな事を叫びながら棒でガードレールカンカン叩いて馬を追い出していきました。
僕、唖然。
危ないからこうして見回ってるんでしょうけど、振る舞いが暴走族のソレ(笑)
道路の馬は逃げてしまったけど、広場に行けば馬と触れ合えます。
ひたすら草食ってばっかりで、こっちのことガン無視ですけどね。
今度は突然モアイ像。
サンメッセ日南というテーマパークの入口で、中にはイースター島公認のモアイ像が立ち並んでます。
しかし入場にお金取られるのでモアイ像見るためだけに入る訳にもいかずスルー。
お昼になったので、近くにあったシャンシャン茶屋という店でチキン南蛮を食べます。
本場のチキン南蛮。
美味しかったけど、この店の名物は大きな海老フライみたい。
宮崎では多くの店がチキン南蛮の看板やのぼりを掲げていたので、大体どこでも食える様です。
ここまでは大して雨に降られずやってこれました。
順調に進んでるので延岡に宿を確保。
GWなか日なので宿取りやすいし値段も高くないから、このタイミングで雨天なのは助かりました。
宮崎で都井岬の他に寄ろうと決めていたスポット、青島神社に到着。
トゥクトゥクで送迎もあり、ちょっと異国感のある面白い神社でした。
あとは寄りたいところも無いので真っ直ぐ延岡へ。
宮崎らしい道を走って、途中とうとう雨雲に追いつかれ濡れながらホテルに到着。
延岡にはチキン南蛮発祥の店があるそうなので行ってみたけどやってませんでした。
元祖はタルタルがかかってないそうです。
チキン南蛮は昼に食べたので、ジョイフルで済ませました。
翌日は大雨みたいなので心配しながら寝ます。
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